〜団地改装プロジェクト〜【下地編4】

こんにちは!
スタッフのみいです🐼🎋
本日は、下地作業4日目になります。
実際に大工さんに教わる壁の増設編です!貴重な濃いい内容になっておりますので、最後までご覧下さい✨

まずは、ちらの壁を長くしていきます!

長さを測って、切った材料をロール釘打機で止めていきます。

ここで!ロール釘打機とは・・・
エアコンプレッサに接続し、空気の力で釘を打ち込む工具です。

コイル状に巻かれた連結釘をマガジン状のケースに装填して用いることから、コイルネイラやロール釘打機と呼ばれることもあります。

打つ時のポイント💡

カットした材料をきっちり測りながら打ち付けます!

1箇所打ち付けたら、誤差を調整しながら全てを止めていくことです◎

続いて、レーザー水平器の登場!
下に打ち付けた木材から垂直に上がった場所で印を入れます。

ここで少し疑問に思うのが、下を打ったのなら同じ長さで切って上にも打ち付けたらいいのではないの?と思いませんでしたか?

わざわざレーザー水平器で測らなくても良いように思いますが、測るには理由があるんです!

この間のブログでもお話したのですが、家は真っ直ぐじゃないんです。
もしもこの団地の壁がものすごく歪んでいた場合、同じ長さで壁を作ったらこのように斜めになってしまいます。

大袈裟な例をお見せしましたが、このように壁や床は多少なりと歪んでいるんです!!

よって、長さで揃えるのではなく真っ直ぐ上がった長さを測ります。

大工さんの知識がすごいいい❗️今日もまたひとつ学びました🐼⭐️

ロール釘打は、片側から斜めに一本打ったら交差するように反対側からも打ち付けていきます。
こうすることで一方向から打ち付けるよりも抜けにくく頑丈になります。

それでは、下地の枠組みができたら面を作っていきます。
石膏ボードを枠組みに合わせてカットし、ボードビスで止めていきます!

こんな感じに!

続いては、玄関正面にも同様に壁を作っていきまーす!


玄関側の壁には棚を打ち付ける予定なので、一枚合板を「捨て張り」します。

(どこにでもビスが効くように!)

 


合板で面を作るときは、フィニッシュで下地に打ち付けていきます。

玄関前の壁は塗装壁にするので、その上から石膏ボードを貼っていきます。

内装の仕上げ方によって使用する建材が変わってきます!

裏側はこんな感じ〜!

同じ要領で裏側にも面を作っておきます。

最後に、こちらを一般的サイズのドアを付ける為に増設していきます!

まずは、ボンドがくっつきやすくなるように

クロスにカッターで切れ目を入れて薄紙が残るように剥がしていきます。

クロスをめくったところに下地を止めていきます。

 


増設するサイズに切ったベニアを打ち付けて、開いてるところにドア枠になる木材を立てビスで止めていきます。


更に、元々障子だったところの枠と壊した壁の端処理もササっと作って下さりました!


 

 

 

というわけで、この日にできた下地は5カ所✨
本当に職人さんは作業が早くて、自分たちだけでやっていたら3日はかかっていたはず😅
とても勉強になった1日でした!!

詳しくわかる作業工程は⬇︎URLをクリック✅

それでは、次回「目指せ、快適空間!桐の無垢床をはろう」です⭐️
お楽しみに〜